アートメイクは失敗する?原因や対処法を紹介!

アートメイクは失敗する?原因や対処法を紹介!

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アートメイクはお化粧の手間を減らし、素顔を美しくしてくれる施術です。

身体への負担も少ないため、今注目され始めている施術でもあります。

しかし、いくら負担が少ないとは言っても医療行為である以上、失敗や副作用などのリスクは0ではありません。

今回はアートメイクの失敗が気になるという方に向けて詳しく解説していきたいと思います。

アートメイクとは

アートメイクとは専用の針を使用し皮ふの下に色素を注入することで、眉やアイラインを描く施術です。

したがって、通常のメイクとは異なり、汗や水で簡単に落ちることはありません。その特性から毎日のメイク時間を短縮したり、すっぴんでも綺麗に見えたりする効果が期待できます。

また、肌質や新陳代謝の速度などによって個人差はありますが、2~3年程度は効果が持続すると言われています。

薄くなってきた場合は半年~1年毎にリタッチ(再度施術を受けて調整すること)する方も多いようです。

アートメイクと入れ墨の違い

アートメイクと入れ墨の最大の違いは、色素を注入する位置です。

入れ墨が皮ふの深い部分に注入するのに対し、アートメイクは皮膚下0.01~0.03mmというごく浅い位置に注入します。

そのため入れ墨は基本的に一生残りますが、アートメイクは皮ふの新陳代謝によって徐々に薄くなっていきます。

アートメイクの失敗・副作用

◎左右差ができてしまう

アートメイクを行った際に報告される失敗例として代表的なものが、左右差です。

眉やアイラインが右と左でデザインに差ができてしまい、アンバランスな印象になってしまう可能性があります。

ただし、人の顔は完全な左右対称ではない場合がほとんどなので、顔のバランスに合わせ、あえて差を作っているケースも考えられます。

◎不自然な仕上がりになってしまう

眉が浮き上がって見えたり、タトゥーのようにアイラインが目立ったり、不自然な仕上がりになってしまうリスクがあります。

ナチュラルな仕上がりを求める方は医師との意思疎通をしっかり行うようにしましょう。

◎MRIを使用できない可能性がある

アートメイクの色素には微量の金属が使われているものがあります。

MRIは強力な磁力を利用する検査機器なので、反応を起こして痛みや火傷などの症状が現れるケースも0ではありません。

そのため、アートメイクをしていてMRIを受ける際は事前に報告するようにしましょう。

◎アートメイクが消えない

アートメイクは皮ふの浅い位置に色素を入れるため、入れ墨のように永久に効果が持続するような施術ではありません。

しかし、個人差はあるものの1~2年程度は残りますし、時間経過で薄くなっても完全に元の状態に戻るわけではありません。

そのため、眉毛デザインの流行が変わってしまった場合や、仕上がりが気に入らない場合でもすぐに修正することは難しいと言えるでしょう。

◎施術部位に腫れが残る

アートメイクは手軽な施術ではありますが、針を使用するれっきとした医療行為です。

皮ふに傷をつける施術の性質上、腫れや内出血などが起こるリスクがあります。

大抵の場合はすぐに落ち着いて目立たくなりますが、傷口に菌が付着した場合や体質によっては長引いてしまうケースも考えられます。

アートメイク失敗・副作用の原因

アートメイクの失敗は医師としっかり意見を共有できなかったり、医師自身の経験・技術が足りない場合に起こりやすいと考えられます。

アートメイクは医療行為であるため、軽い腫れや内出血などが現れるリスクは避けられませんし、施術の性質上修正が難しいことも事実です。

しかし、左右差など仕上がりへの不満や感染症などは質の高いクリニック・医師を選ぶことでそのリスクを軽減できます。

アートメイクで失敗したときの対処法

◎レーザー治療

入れ墨を除去する際にも使われるレーザーをアートメイクした部分に照射することで、色素を破壊し色を薄くすることが可能です。

入れ墨の場合は肌の深い部分に色素が沈着しているため、治療に多くの回数を必要としますが、アートメイクは少ない照射回数で改善が期待できます。

ただし、レーザーを照射した部分には毛が生えにくくなるので基本的に眉毛が生えてないところを修正する場合に用いられます。

◎切除手術

修正したい部分の皮ふを切り取り、縫い留めることでアートメイクを修正する方法です。こちらも施術した部位には毛が生えにくくなります。

眉毛の中央のラインから下に向けて、メスを斜めに寝かせて切開する「 毛包斜切断法 」であれば毛根を傷つけずに術後も毛が成長する可能性もあるようです。

上記のように毛が生えなくなったり、傷跡が残ったりするリスクがあります。

アートメイクで失敗しないために

アートメイクによる失敗を避けるためには、できる限り技術・経験のあるクリニックを選択することが重要です。

また、カウンセリングのときに自分がイメージする仕上がりをきちんと共有できるようにしましょう。

もし、カウンセリングをしてみて自分とは趣味やセンスが合わないと感じた場合ははっきりと断り、別のクリニックを探すことも大切です。

アートメイクは素顔をより美しくしてくれる上に身体への負担も少ない魅力的な施術ですが、修正が難しいことも忘れてはいけません。

しっかりと下調べ、準備をしてから治療に臨むようにして下さい。

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